将棋超素人です。
素人なのにもかかわらず、なぜか日曜日に放送しているNHK将棋トーナメントは、数年前から毎週欠かさず見ています。
素人なのになぜプロ棋士の将棋を見るのかというと、プロ棋士の指し筋を見て所謂「アハ体験」するのが好きなんです。
「へぇープロはそんなに早く良い手が浮かぶんだなぁー」という様な。
そうです、妙な将棋へのアプローチなんですw
テレビで見てて、最近やはり自分でも指いたいと思い始め、以前ここに別IDで質問させていただいたときに、回答者の方から「四間飛車が良い」とのアドバイスを頂き、早速5日前に先崎8段監修の「ホントに勝てる四間飛車」という本をアマゾンで買いました。
一応素人なりに四間飛車の大まかな流れは理解したつもりです(相手が攻めてくるのを待って、左側で優位を築き、あとは自玉の堅さを生かして勝つ)。
そしていざ実戦です。
案のじょう、ノーレートで10数戦して全廃ですorz
相手が定石どおりに指してこないことが多々あり、何をどうしたら良いかすぐに分からなくなってしまいます。
実戦を何回も行えば、いずれ何か見えてくるのでしょうか。
それともやはり、定跡の勉強と併行して3手詰めや駒の手筋も勉強した方が良いのでしょうか。
強くなるための取っ掛かりがわかりません。
ぜひ助言をください・・。
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将棋は序盤中盤終盤と、ある程度揃っていないと勝てませんので、定跡だけまる覚えしても結果がでるものではありません。
まだ、戦法を絞っていく段階ではないと思います。
ですので、序盤については、浅く広く書いてある、もっと初歩的な本を読んで、最初の数手から十数手をなんとか無事に指せる程度にとどめて、あとは、同程度の人との対戦を繰り返したほうがよいですよ。
同程度の相手としては、レベルの高いネット将棋ではなく、身近にいるど素人か、ハム将棋がよいと思います。
その経験を積んでから、序盤、終盤の知識を増やしたほうがよいと思います。近い体験をしたところは頭によく残りますので。
また、定跡の本が役に立つのは初段前後からです。ここの回答者はそれ以上のレベルですから、初心者のことはよくわからなのでは。
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定跡を徹頭徹尾完璧に覚える必要はなく、仮に覚えても初心者間なら99%定跡通りには行かないので、序盤だけ覚えれば十分です。
定跡の重要さが分かるのは初段あたりからです。
初手は角道を空けましょう、次に玉を囲いましょう、同様の具合に四間飛車に直せば「角を交換されずに飛車を6筋に振って玉を囲いましょう」だけ覚えれば最初は十分です。
覚えるべきは定跡よりも「手筋」だと思います。
手筋は初心者から玄人まで覚えるべきテクニックですし、また覚えれば覚えるだけ役に立ちます。
要するに、出現頻度の高いテクニックを真っ先に覚えるべきなのです。
手筋は狭義的に見えますが実は広義的です。
むしろ定跡が狭義的です。
テストと同じです。
まずは出題傾向の高い範囲を勉強すべきで、残りは後で良いのです。
定跡は最初だけ覚え、手筋はしっかり勉強し、そして実践でトライ&エラーの繰り返しです。
あなたの言うとおり、じきに何か見えてきますよ。
なお、手筋書でお勧めは「羽生の法則」シリーズです。
羽生の法則は、各駒で1冊つづに分かれて販売されています。
間違っても「羽生の頭脳」は買わないようにw
詰め将棋は3手詰めだけで良いと思います。
初心者時分から5手詰めはつかれます。
「3手」で思い出しましたが、将棋の読みの基本は「3手一組」なので、普段から最低3手読みをする癖を付けておいた方が良いと思います。
勿論長手数読めた方が良いですが、将棋は手数が進むにつれパターン数が激増するのでまず無理です。
また3手読みを実践する際、基本的に相手がどう動こうと自分が有利に「なりそうな」手を指してください。
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とにかく我流でいいから指すことだ。
そして、いかなる状況に陥っても「詰み」まで指すこと!
素人将棋はここが大事だ。
相手がどのように寄せてくるのか?この辺を勉強するんだ。
投了するのは上達してからでいい。
最初は同じ戦法でいいから、数をこなすことだ。
どこで悪くなるのかを研究して、少しずつ改良していく。
勝てなくてもいいから、色々試してみること。
だんだん解ってくるから。解ってきたらおもしろいよ。
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中学、高校と将棋部で過ごしていた者です。
中高一貫校なので、貴方のような初心者が新入生として入ってきます。
なかでも「どうしても勝てない」という子たちに、「どうすれば強くなれますか?」と聞かれることがよくあります。
「定跡を覚えて、意味を知る。」と言う方が多いですが、僕は、始めから定跡から入るのではなく、自分流で指すのがいいと思っています。
理由はなんといっても楽しいからです。
将棋はもちろん勝つのが一番楽しいですが、自分が考えた戦法(手順)を指して、相手がどう対応してくるか、という点に、コンピューターゲームが盛んな今日でも将棋が子供たちによって楽しまれている理由があると思うのです。
そうやって試行錯誤を繰り返していくうちに、だんだん上手くなっていきますし、定跡を理解する糧にも成ると思います。
ちなみに、同じくらいの強さの相手とだけでなく、強い人と指して、感想戦などをしてもらうといいと思います。
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四間飛車は自分を愛用していた戦法です。確かに定跡の本どうりには行きません。一に実戦、二に観戦、三に詰め将棋、四に次の一手(本)だと思っています。とにもかくにも実戦で経験を積むしか見えるものも見えません。駒の手筋の本は始めのたばかりの方にはとても役にたつのではないでしょうか、駒の特徴を生かして勝つにはとても重要だと思います。出来れば最初のほうはレートが低い人と実戦を積む事をお勧めします。とにかく実戦を積む事です。
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定跡の勉強もいいですが、感想戦をやると上達しますよ。将棋倶楽部24ならできます。
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定跡は手順書ではありません。
何故この定跡になったかを知る必要があります。(定跡の意味を理解するという感じかな)
定跡は最善なはずなので、定跡を外すとチャンスなのです。
なので、その定跡外の手には対応する手が絶対あるはずです。
その対応する手は調べるかソフトで試せばわかるはずです。
それは序~中盤の事で、終盤は実力で頑張ってください。
そして初心者で詰め将棋は逆効果と聞く事があるので、私はおすすめしません。
華麗な捨て駒や開き王手からの詰みなどを真似ようとしたら自爆しますよ^^;(実戦ではなかなかでてきません)
なので攻めの手筋、受けの手筋、囲いの崩し方などをおすすめします。